【読書感想】AIの衝撃
著者
小林 雅一
内容
脳科学とコンピュータの融合が私たちの常識を覆す! 自動運転車、ドローン、ロボット兵器、雇用・産業構造、医療・介護、芸術……。「自ら学んで成長する能力」を身につけた次世代ロボットは、人間社会をどのように変えるのか。はたして、AIに脅かされる職種とは? AIが「人類を滅亡させる」のは本当か? いまそこにある「日本衰退」の危機とは? 人間の存在価値が問われる時代の必読書! (講談社現代新書)
感想
私自身がSEとして働いているからか、AIの話には特に気になる。
プログラミングが主な仕事で、サブで設計をしているので、どこまでがAIに仕事奪われてしまうのだろうかと。でも、読んでみると、SEのお仕事はまだまだ後のほうみたい。
でも、プログラミングは、AIに取って変わりそうな気はする。
それで本のタイトルからは、薄っぺらい内容なのかと思っていたけど、そんなことはなかったです。
ちなみに2年ほど前の書籍なので、最新情報でないのが少し残念かな。
しかし、過去にもAIブームがあったなんて知らなかった。一度そこでブームが去って、今またブームになってるんですね。だから、10年後に○○の仕事が奪われるってのはアテになりそうで、外れることもあるかも。
けれど、Googleやamazon、FacebookなどアメリカのIT企業がAIを進めてる点については、日本にとって脅威になるでしょう。
パソコン、スマートフォンのOSは現在、すべてアメリカの企業が作っていますし、このOSがいろんな電子機器に使われるようになると日本企業は生き残れるのかってところ。
ハードでは様々な便利なものを作ってきた日本。けど、ソフトは弱いから心配。
また、ディープラーニングというものが、脳科学の発展から作られているのは知りませんでした。この技術も一度は壁にぶつかるかもしれませんが、これからも発展しそうな勢い。
AIの開発と歴史を学ぶことが出来るし、AIの入門書って感じで、内容を砕いて紹介しているのですんなり頭に入ってきました。
読み終わってからそこそこ時間が経って、この記事を書いているのに、頭に残ってるのは分かりやすい証拠かな。
これからAIはどうなっていくんですかねー?
未来はどうなるか分かりませんが、これから大切なのは柔軟な考えのように思います。
AIが人間を支配する未来だけは来ないように願いたいものです。
最後まで読んでいた頂きありがとうございます!!
これからも更新していくのでご贔屓のほど、宜しくお願いします!!
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