【読書感想】ラッキーをつかみ取る技術
著者
小杉 俊哉
あらすじ
偶然を必然に変えるアプローチ
ありのままの自分を出す
嫌なことをしない
絶対にあきらめない……
私は、二つの会社の人事の責任者として千人以上の人と面接をしてきました。また、独立後も七年間、多くのベンチャー経営者に会い、ベンチャー幹部採用のお手伝いをして、数多くの人たちを見てきました。キャリア自律研修を通じては、大企業に勤める多くの人たちと接し、今も毎年六、七百人と接し続けています。
ラッキーが起こる人にはラッキーが起こるべくして起こっています。彼らは皆共通する考え方、行動をとっている。いつラッキーがやってきてもいいように普段からそれに備え、ラッキーがやってくるように呼び込むような状態を保ち、ラッキーを見つける行動をとり、ラッキーを取りにいく。そして一度つかんだらそれをモノにするまで決して離さない。(「まえがき」より)
◎キャリアが見えない時代のラッキーとは……
周囲の期待に応えようとしない。人は組織の中にいると、いつの間にかその文化の中に埋もれ、視点が固定されるのでそれを疑問に思わなくなる。視力の柔軟性を取り戻すのが必要なように、時に組織から距離を置き、客観的に眺めてみる、今やっていることに疑問を持ってみることが必要。(p95)
感情は表現したほうがいい。ただし、否定的な感情の場合は、相手ではなく自分を主語にする、というルールは守る。(p99)
感想
読み始めはすらすらと読めてはいたんですが、
半分ぐらいで「この本、もう無理。」ってなっちゃいました。
というのも、完全なる自己啓発本で、今の私には合いませんでした。
以下、一部抜粋
「誰でも最初は素人。まず、やると決めること。できるようになってからでは遅い。とにかく、やってみるからできるようになる」
「周囲の反応に鈍感な人はリーダーになれない」
「いい人であることを恐れるな」
年々、チャレンジすることに臆病になるので、響きます。
企業のトップで成功を収めた人でも人見知りで本当は一人で本を読んでいるのが好きだけど、ラッキーを掴み取るために、社交的な人が集まりやすい人を演じている。
こんな事を言われると、頑張らないとって感じます。
「何かを説明すると"知っているからもうその話は良いよ"ってのはもったいなくて、"理解している"のかが大事」
知るからもう一歩先のきちんと理解するまでいかないとだめってことなんでしょう。
自分はどっちだろうか?
人見知りで損していたり、とことんラッキーには縁のない人にはこの本良いかもしれません。
私は人見知りですし、ラッキーに関しては、遠からず、近からずなんだろうけど、読めなかったのは興味が無かったのかな(笑)
自己啓発本、苦手です。
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