【読書感想】知らないと恥をかく世界の大問題 (6)
著者
池上 彰
あらすじ
宗教、経済、資源……世界は大きな転換期を迎えている。
深まる混沌と対立。解決の糸口を見いだせるのか?
戦後70年、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件から20年の節目に、
21世紀のあるべき世界の姿を考える。
目次
プロローグ 大転換期を迎えた世界
第1章 大国アメリカの野望と世界への責任
第2章 ヨーロッパ、衝突の現場から
第4章 人類共通の問題に立ち向かえるのか?
第5章 戦後70年を迎える東アジアの未来志向
第6章 突き進む安倍政権が目指すもの
エピローグ 21世紀の世界のつくり方
あとがき
感想
池上 彰さんと言えば、テレビでお馴染みのあの人ですよね。
難しいことを誰にでも分かりやすく解説してくれています。
もうテレビに出すぎていて、見ていて飽きてきましたが。
そんな池上 彰さんの本ですが、本書でも分かりやすく、すらすら~っと一気に読むことが出来ました。
時事ニュースの入門書として、良書と言えると思います。
内容については国内にとどまらず、国外のことまでも広く浅く知ることが出来ました。
時事ニュースだけでなく、近代史についても紹介されていて
中東やヨーロッパの歴史については知らないことばかりでした。
特に中東のことなんて、自ら進んで勉強しないと誰も教えてくれないと思います。
そして、イスラム教のこと。
地図上でどこかも分かりませんでした。
でも、最近は中東の国が様々な問題を起こしているように思います。
今こそ、知る機会かもしれません。
残念だったのは、内容が少し偏っているようにも思いました。
池上さんの意見が入っているので当たり前なことなので、当然と言えば当然なんですが、それについてはどうなのかなって感じがしました。
それでも、時事ニュースについての入門本としては、頭一つ出ているように思いますし、オススメします。
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